公開日:
AI試着に適した商品写真:モデルが見ているポイント
お客様が身に着けて見るアイテムは、ストアの商品写真に写っているアイテムです。Cabinaがどこから写真を取得するのか、どんな写真が適していて何が仕上がりを損なうのかを、最後のチェックリストとあわせて解説します。
Cabinaが画像を取得する場所
Cabinaでは、写真をもう一度アップロードしていただく必要はありません。お客様が見ている商品ページから、アイテムの画像を読み込みます。まず探すのはog:imageタグです。これは、誰かがリンクをシェアしたときにSNSがプレビューに使うタグです。見つからない場合は、テーマのギャラリーのメイン画像を試します。
Shopifyはすべての商品ページでog:imageを出力しているため、何もする必要はありません。一方、WooCommerceはSEOプラグインがないとog:imageを出力しません。その場合Cabinaはギャラリーの画像を使い、それも見つからないと試着は途中で止まってしまいます。対策は、商品テンプレートにog:imageタグを追加することです。これは、WhatsAppやInstagramでリンクをきれいに表示させるために必要な設定と同じものです。
ここから、シンプルなルールが導かれます。大切なのは1枚目の写真、つまりSNSが表示するはずの写真です。商品ページに10枚の画像があり、1枚目がボタンのアップだとしたら、モデルが見るのはボタンです。
アイテムは1点だけ、全体を、正面から
生成モデルが理解すべきことは1つだけです。お客様に着せるアイテムはどれで、どんな形をしているのか。この読み取りを曖昧にするものはすべて、仕上がりを悪くします。
- 1枚の画像にアイテムは1点。 ジャケット、ニット、パンツが同じ写真に写ったコーディネート全体の写真では、モデルはどれかを選ばなければならず、販売しているアイテムを選ぶとは限りません。
- アイテムの全体を。 ロングワンピースを腰で切った写真では、残りの部分をモデルが想像で補うことになります。
- 正面から。 正面からの写真は最も情報量が多く、襟、袖、丈、生地の落ち感がわかります。斜めや背面からの写真は2枚目としてならよいですが、1枚目には向きません。
- 平置き、マネキン、着用のどれでも大丈夫です。 無地の背景で撮った商品写真が最もシンプルなケースですが、正面から撮った着用写真でも問題ありません。アイテムは同じように読み取れます。
背景、光、文字
無地の背景は、モデルがアイテムをそれ以外のものから切り分けるのに役立ちます。通りや店内、後ろに掛かった別のアイテムなど、ごちゃごちゃした背景はモデルを混乱させます。均一な光が大切なのも同じ理由です。強い影は、しわや違う色として読み取られることがあります。
そして、文字にも注意が必要です。モデルにとって、画像に写っているものはすべて画像の一部です。写真の上に印字された「-30 %」のバッジ、透かしのロゴ、ディテールを指す矢印などは、アイテムの上に載せようとしてしまう可能性があります。セール情報は写真ではなく、テーマに表示しましょう。
Cabinaはカテゴリを自動で判別します
アイテムがトップス、パンツ、ワンピース、アウターのどれなのかを、Cabinaに伝える必要はありません。画像認識モデルが画像を読み取って自動で判断します。この判断によって、アイテムの着せ方が決まります。たとえばコートは、その人が着ている服の上に重ねられます。ここでも先ほどのルールが当てはまります。はっきりした写真は正しく分類され、曖昧な写真はそうはいきません。
サイズ表をアップロードしていれば、同じカテゴリがサイズのおすすめに使う正しいサイズ表の選択にも使われます。サイズ表はダッシュボードからCSVで一度アップロードするだけです。
お客様の写真は?
仕上がりのもう半分を決めるのはお客様の写真で、これはストア側では左右できません。お客様がどんなポーズで撮ったかによります。そのためにCabinaには専用のページがあります。お客様が写真をアップロードする前に表示され、ストアからリンクすることもできる写真撮影ガイドです。ひと言でいえば、立って、まっすぐ、正面を向き、手が見えるように。自分の写真を使いたくないお客様は、プリセットのモデルから1人を選び、自分に近い体型でアイテムを確認できます。
アイテムを有効にする前のチェックリスト
- 商品ページの1枚目の画像が、試着してもらいたいアイテムである。
- 写っているアイテムは1点だけで、全体が正面から写っている。
- 背景は無地で、強い影のない光で撮られている。
- 写真の上にバッジ、文字、透かしがない。
- 商品ページがog:imageを出力している(Shopifyでは自動)。
- 全員に公開する前に、無料プランでアイテムを試着して確かめた。
最も大切なのは最後の項目です。Freemiumプランでは月10回の試着ができ、カタログでボタンをオンにする前に、ご自身のアイテムがどう仕上がるかを確かめるには10回で十分です。インストール方法はShopifyにバーチャル試着を5分で導入で解説しています。
